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アメリカン・サイコ - トラチュウさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 アメリカン・サイコ
レビュワー トラチュウさん
点数 8点
投稿日時 2001-05-05 17:22:46
変更日時 2001-05-05 17:22:46
レビュー内容
原作が91年当時発行禁止になりかけたいわく付のものなのだが、映画は80年代の行きすぎた物質至上主義に対する痛烈の風刺が利いていたと思う。みたいなありきたりな感想は置いておいて、原作が書かれて約10年が過ぎているので劇中で主人公が長々と蘊蓄を垂れて絶賛していたもの(ジェネシス、H・ヒューストン等)など、今現在見るとみょーに時代がずれてて滑稽だった。にしても主人公役に対するクリスチャン・ベールの思い入れは相当なものだなと感心する。その昔スピルバーグ作品「太陽の帝国」で飛び去るP-51ムスタング戦闘機に向かって「大空のキャデラックだー!」と叫んでいた子役の面影は少なくともそこにはなかった。でも作品全体を見てホラーサスペンス要素ばかりかと思ったら大間違い、結構笑えるところも有ります。(人によるかな、でもぼくは笑えました)例えば、仕事の同僚同士で名刺の字体や紙質を競い合ってるときに相手が自分よりかっこいい字体や上質で厚い紙を使っていると知って、額に汗してぶるぶる震えながら名刺を手から落としてしまうほどショックを受けたり、トイレで同僚を後ろから首を絞めて殺そうとしたが逆に相手からホモの関係を迫られてアセアセしながら逃げたり(皮手袋したまま手を洗っていた)とか見ていて微笑ましかったです。でもねたばれで申し訳ないけど、最後に主人公が自分の弁護士に向かって今まで犯した罪を告白するシーンがあるが、弁護士から自分が殺したと思っていた相手が生きていると聞いて初めてそこで観客はそれまで見ていたものが彼の妄想だと気付かせられるのですが、実際どこからが現実でどこからが妄想なのか一回見ただけではよくわからなかったのでもう一回見たいと思う。
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投稿日付邦題コメント平均点
2001-05-05アメリカン・サイコ85.55点
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