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タイトル名 |
黒い画集 あるサラリーマンの証言 |
レビュワー |
kagrikさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2009-04-29 19:47:22 |
変更日時 |
2009-04-29 19:47:22 |
レビュー内容 |
小林桂樹は裸の大将のイメージが強かったので、もてる中年には見えないのですが、好演でした。松本清張の計算されたストーリーがなんとも巧妙で、残酷でもあります。また、当時の東京界隈も垣間見ることができ、冒頭で出てきた渋谷の町並みは平成生まれの自分にとってはなかなか衝撃でした。今はないプラネタリウムの存在もそのシーンで確認できます。とはいえ風景以外の部分では変わらない、というかさらに都市化している今では、いくらでもありそうな小市民の悲劇なのです。しょうもないとも言えてしまうのですが・・・。 |
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