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SPIRIT スピリット(2003) - TAMAKISTさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 SPIRIT スピリット(2003)
レビュワー TAMAKISTさん
点数 3点
投稿日時 2010-07-23 00:25:00
変更日時 2010-07-23 00:25:00
レビュー内容
 作ろうとしたのは、「誰もが青春時代に味わう挫折、そして疑問。未来に立ち向かっていく勇気を与える、一夏の成長物語(DVDケースの文句)」。 出来たのは、(成長物語というより)“心地よい環境ビデオ”。
 「挫折」と「疑問」にインパクトがないから、(観客に)与えられる「勇気」も、「一夏の成長物語」の味わいも、薄い。制作陣に“ドラマ”を構成する意図(または能力)がなかったと思う。そこに“心地よさ”が出たのはハワイの自然と、24歳の玉木宏が全編を通じて映されるからだ。

 環境ビデオのような映画があっても悪くない。しかし、「のだめ」で玉木のファンになった人間は、玉木を通して「ドラマ」を見たい。俳優としての玉木宏はどうなんだろう?何を演じたいのか?

 メイキングである「Secret of 玉木宏」ではインタビューが数シーンあるが、そこに映る玉木はホント、幼い。外見が若いというより、内面が若い。“これが自分だ”という手応えを持ったことがなく、“楽しく生きたい”と思っているが、“何が本当に楽しいことだ? 自分は分かっているのか?”と思っている若者の代表という感じだ。
 既に「リボルバー」でオサムという、言動がいい加減な、いわば自分と向き合わない高校生役を存在感を持って演じ、「ロッカーズ」でかっこよさと哀愁感のあるタニを演じた玉木に、どんな役柄を持ってくるか。「SPIRIT」は“まあこんなもんでしょう”と、いかにも持ってきそうな設定で、玉木の秘めた可能性を追求した企画とは思えないが、当時の「素」の玉木に合わせた企画だったのかもしれない。

 ただ、メイキングの最後でハワイのカリスマから、“自分自身になるために一生懸命働け”というアドバイスを受けている玉木の顔がいい。握手をしながら同じことを何度も繰り返す相手に、玉木の笑顔が、ちょっと輝く。
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