みんなのシネマレビュー
ブレードランナー/ファイナル・カット - さめがいさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ブレードランナー/ファイナル・カット
レビュワー さめがいさん
点数 7点
投稿日時 2011-01-08 12:06:53
変更日時 2011-01-08 12:06:53
レビュー内容
目を見張るべきは映像の美しさでしょう。30年近く前の作品に対してポストプロダクションでこれだけのクオリティに仕上げられるというのは驚嘆のほかありません。退廃的で雑多な世界観を映像だけで表現しているところに製作陣の尋常ではない意気込みが伝わってきます。ストーリーを追う楽しみというよりこの世界観を堪能しました。ただストーリーはあまりピンときませんでした。私のなかで「レプリカント」という存在がうまく消化できなかったからだと思います。表皮は有機体の皮膚で覆われているものの電気仕掛けで感情の芽生えることのないロボットやアンドロイドではなく、かといって細胞培養によって造りだされ少なくとも命あるものとされるクローンでもない「限りなく人間に近い人造人間」という設定を理解できたのはあれこれネットで調べてからでした。レプリカントが殺される(破壊される)際に流れるのは赤い血であり、金属の骨格は見えず内臓さえ備わっているようにも見えるのはその意図からだったのでしょう。命あるものにすべて終わりが訪れるという台詞も限りなく人間に近い人造人間から、生身の人間に対して放たれた言葉であることを考えると感慨深いものがあります。これらは鑑賞後のリサーチで明らかになったことであり、初見で本作の奥行きに気づけなかったのは私の不徳と致すところです。良く言えば観客の想像力に拠り様々な解釈が可能な奥行きのある作品ということもできますし、悪く言えば製作側の意志不統一により矛盾や難解な部分が生じ、解説を必要とする作品となるような気がします。
さめがい さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2012-02-19ウォール街66.48点
2012-02-04ナイト ミュージアム235.31点
2012-02-04ナイト ミュージアム86.20点
2011-12-18シャイニング(1980)77.38点
2011-12-18フェイク57.57点
2011-12-18ソードフィッシュ55.88点
2011-12-18ぼくのエリ/200歳の少女47.10点
2011-12-183-4X10月56.26点
2011-12-18トロン:レガシー45.12点
2011-12-18その男、凶暴につき97.12点
ブレードランナー/ファイナル・カットのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS