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タイトル名 |
暗殺のオペラ |
レビュワー |
ひと3さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-01-15 20:28:43 |
変更日時 |
2016-06-07 23:53:58 |
レビュー内容 |
「真実」を求めての異邦人モティーフ、といえばカフカ調で、しかも話は逆説的で、『城』の主人公Kがじつは「測量技師」ではないらしいのと同様に、この映画では責めがあるのは探す主体の側(「不当に」殺された父)であるという相対化が良い。映画語りとしては意図的に鈍いが、それが程よくリアルで、「退屈」に耐える云々というアリダ・ヴァリの台詞も効いている。多少うとうとしたが、それもふくめて楽しめる。ベルトルッチでは『殺し』に続くぐらいの良さである。 |
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