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自由の幻想 - さるさるさるさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 自由の幻想
レビュワー さるさるさるさん
点数 7点
投稿日時 2010-12-14 12:03:44
変更日時 2010-12-29 16:03:29
レビュー内容
とりとめのないエピソードの羅列として、その力の抜け方を気にするか・・・はたまたブニュエルらしい屈折した皮肉と見るかで評価は変わるのかな?と感じる。

この映画を見て、かつての盟友であり、共にシュールレアリスムの旗手であったサルヴァドール・ダリ(ブニュエルの「アンダルシアの犬」の共作はご存知の通り)がパリの美術学校に通った際の有名な言葉、『自由は無秩序である』を思い出した。
この言葉の真意は、自由に好きなように出来たパリの学校での自由教育の退屈さに源を発したものであり、自由は不自由であったということ。つまりは自由からは何も誕生せず、厳しい制約、弾圧や教義の押し付けに反発することが芸術が誕生する源泉になっているという話。

「自由とはいったい何なんだ?」何でも自由にできると言うことは、何も出来ないというのと同じこと・・・映画の中の様々なナンセンス行為同様、自由だと思い込んでいる人々の発想が実は貧困で、自由なんぞは有り得ないし、要らないとでも主張しているかのような斜に構えたブニュエル独自の皮肉を感じた。
さるさるさる さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2011-04-24ポセイドン・アドベンチャー(1972)58.12点
2011-01-06ワイルドバンチ97.50点
2011-01-01黄金の指55.50点
2010-12-29第三の男107.53点
2010-12-28王女メディア75.80点
2010-12-27第七の封印96.57点
2010-12-27続・夕陽のガンマン/地獄の決斗87.34点
2010-12-26ロベレ将軍87.20点
2010-12-26アルジェの戦い88.00点
2010-12-25アマデウス28.37点
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