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タイトル名 |
ウォー・ダンス |
レビュワー |
Sugarbetterさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2014-05-05 03:28:34 |
変更日時 |
2014-05-05 03:28:34 |
レビュー内容 |
上から(先進国)目線だったり、やらせ的な演出が気になったり(ナンシーと母が手を繋ぐところや、ドミニクが反政府軍の要人に兄の消息を尋ねにいくこと、ナンシーと母がお墓参りに行くことなど制作側の要望があったのでは?と疑ってしまう)するけども、彼らが語る体験は本物。
誘拐され人殺しを強要されたり、親を失って親戚の家で使用人のようにこき使われていたり、父を殺され母は最近まで行方不明であった為に弟や妹の面倒を1人で見ていたり…そのような、悲惨な体験をしている子ども達が、音楽の全国大会で奮闘する様は心に響く。彼らの、南部へのコンプレックスも伝わってくる。
アメリカ製作じゃなかったらどうなったのかな?と思わないでもないが、エンタメ性も兼ね備えたドキュメンタリーとしては成功していると思う(ドキュメンタリーにエンタメ性は不必要という意見もあるだろう、自分もこの立場)
先進国目線で、貧しい=かわいそう、というのはおかしいと思っていたが、戦争(紛争)=悲惨というのはどの国・どの時代にも言えることだな、と改めて感じた。 たまたま、紛争をしている地域に生まれただけで、彼らに罪はない。どんな環境に生まれても、そこで頑張るしかないのかな…等と複雑な気持ちに。 |
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