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タイトル名 |
バイオハザード ディジェネレーション |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2017-07-24 07:30:11 |
変更日時 |
2017-07-24 07:30:11 |
レビュー内容 |
大きく二つに分かれたプロット。『空港パニック』の前半。『VS.Gウィルス』の後半。 はっきり言って、前半だけなら8点。それくらい、パニックもの、サバイバルホラーとしてよくできています。こーゆーオーソドックスな脱出劇が、なんだかんだ言って一番燃えるわけです。 そこから、後半戦に突入する前の、中休みなんか中だるみなんか、よくわからんワンクッションあり。その分後半戦、盛り上がって欲しかったのですが、残念ながらいまいち。まあ後半戦のほうが、関係者のみのバトルとなって、よりバイオっぽくはあるのですが。これはゲームではなくて映画ですからね。パニック要素は少ない。純粋な脱出劇というわけでもない。よって緊張感には欠けちゃいます。 その分、『黒幕』やら『陰謀』やらのサスペンスストーリーで勝負しようとしているわけですが、これがいかんせん面白くない。しかもわかりにくい。『レオンが何をやろうとしているのか。』『クレアが何をやろうとしているのか。』いまいち判然としていないのです。前半に比べると、後半は状況描写が不親切。作り手サイドの自己満足臭漂う映像集となっています。 つまり、前半はまだ映画として見られるのですが、後半はゲームの挿入動画を並べただけのような印象なんですよね。惜しい。 ただ、バイオシリーズ初期の大ファンとしては、『2』のメインキャラクター達で構成される本作は、それだけで感慨深いというか、素直に嬉しいのも事実。ファン必見の内容と言えるかもしれません。ですが、逆にファン以外の人が見たら、ますます微妙なんじゃないかなぁ、コレ。 |
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