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タイトル名 |
マイ・ブラザー 哀しみの銃弾 |
レビュワー |
tottokoさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2016-09-30 00:04:09 |
変更日時 |
2016-09-30 00:06:55 |
レビュー内容 |
原題は「Blood Ties」 血の絆というわけで、厄介な性格の兄を持った弟が全編にわたって振り回されてます。犯罪者と警官と、社会的立場も真逆の二人。当然割を食うのは真っ当な社会人をやっている弟の方。二人の父親はなかなか気骨のある人物であるのに、兄ちゃんは破天荒な遺伝子のみ継いだんだな。まったく暴力はよろしくない。 短気な上考えも性急な兄に大変迷惑している弟であるが、切るに切れない血縁の手ごわいことよ。幼い頃に抱いた憧れや、裏切った負い目とか、自分の心と折り合いが付けられないんだろうな。 で実のところフリーダムにやりたいことやってるこの兄ちゃんが、たしかにちょっと魅力的でもあるのだよ。勝手な奴だけど、なぜか惹かれるキャラクター。すぐケンカしたり殺人に手を染めたり、その考えの浅さにダメだろお前、と嘆息しつつもラストシーンには涙腺がぶわっと緩んでしまったのだった。自分でも驚いたけど。 |
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