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タイトル名 |
桜田門外ノ変 |
レビュワー |
ろんべえさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2011-07-28 19:30:49 |
変更日時 |
2011-07-28 19:30:49 |
レビュー内容 |
この監督は不思議な人だ。 妙にディテールにこだわって撮っていると思うと、これは違うだろうという部分を平気で使っている。前者は小道具などや絵の背景だが、後者は言葉だ。あの時代に「過激派か」などという文言はないだろうし、水戸藩士もタメ口に近い言葉を平気でしゃべっている時がある。 映画そのものは、大きなセットを使って、ディテールも割合しっかりしているので楽しめる。よく分からないのが、クライマックスの暗殺シーンを最初に持ってきたこと。実行者がなぜ、そのような手段をとったのかと煮詰めてから、つなげた方がよかった気がする。その辺りでちょっともったいない。 あと俳優のキャラで、ある程度その役の結末が見えてしまうのは、キャスティングが悪いのか。実力派を集めていながら、この点も惜しい。 本田博太郎はいい味を出していた。
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