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ゆめのかよいじ - かっぱ堰さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ゆめのかよいじ
レビュワー かっぱ堰さん
点数 5点
投稿日時 2015-02-16 23:23:06
変更日時 2015-02-16 23:23:06
レビュー内容
盛り込み過ぎてそれぞれが半端になった感じの映画である。“忘れてほしくない”“残されるのはもういや”という思いはわかる(台詞に出ているため)が、心情的に迫って来るものがあまりない。またその“忘れてほしくない”と連動する形で、街の古いものが失われていくのを悲しむ思いが込められていたようにも見えたが、それと地震の関係もよくわからない。街全体が壊滅したならともかく、単に校舎が失われるだけなら火災で十分だったと思われる。
またご当地映画であること自体は構わないが、実在の街に人魂だの座敷童子だのが普通に存在しているのは遠野物語になったようでやり過ぎである。それより自分としては、地震当時(2004?)にはまだ「栃尾市」であったはずのものがその後の合併で自治体としては消滅してしまい、劇中でも「栃尾」だけで「市」の言葉が出て来ないということの方に微妙に悲哀を感じる。 

ところでこの映画の撮影は2010年とのことで、東日本大震災(2011)の影響もあって公開は2013年まで延びたということらしい。主演の石橋杏奈は撮影時点で18歳くらいだったようだが、高校生にしては大人っぽく色気あり過ぎなのが目についてしまって仕方ない。特に個人的には、それまで微笑んでいたのが突然不安な表情に変わる不安定さが愛しく感じられる。またラストの「お構いなく」の場面では、大好きなのに近づかせてくれなかった相手との距離感が確実に縮まっていて、次のステージが見えて来たのが観客としても嬉しいわけだが、そういう印象を持たせる上でもこの人の持つ雰囲気が非常に効果的だった。
一方で相手役の竹富聖花という人は申し分ない美少女ではあるが、この時まだ15歳で事務所のオーディションに受かったのと同年ということらしく、演技の面で心許ないのは突っ込まないようにしなければならない(少し呆れたが)。ほか主人公の友人役の日置かや(当時・浅野かや)もいい感じだった。
ちなみに同級生のカメラ小僧役で出ていた男は、「制服サバイガールⅡ」(2008)への出演によって強い(最悪の)印象を残しているが、この映画はその2年後の状態であり、まあそれほどの違和感もなく役をこなしていた。この映画では微妙にトボけた感じのある役だが、さらにこの2年後の「仮面ライダーウィザード」(2012)では、文句のつけようのない格好いい主人公を演じていたに違いないと想像する(見てないので不明)。
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