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デスティニー・イン・ザ・ウォー - かたゆきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 デスティニー・イン・ザ・ウォー
レビュワー かたゆきさん
点数 6点
投稿日時 2020-03-14 04:55:49
変更日時 2020-03-18 13:30:44
レビュー内容
1942年、4月。太平洋戦争の真っ只中、それまで劣勢に立たされていたアメリカ軍は一気に反転攻勢へと出るため、東京への空爆を開始する。パイロットとして爆撃作戦に参加したジャックは、与えられた任務をこなし、そのまま中国重慶へと向かっていた。だが、途中で日本軍の反撃に遭い、そのまま爆撃機は中国山中へと墜落してしまう。パラシュートで何とか脱出したジャックだったが、降り立ったのは日本軍の完全なる占領地であった。敵に見つかれば命の保障はない。絶体絶命の危機に陥った彼を助けてくれたのは、村外れで幼い娘と暮らす若い未亡人インズだった――。戦争で夫を亡くしたというインズの家で、密かに暮らし始めたジャック。明日をも知れぬ生活の中で、いつしか二人は惹かれ合っていく。だが、日本軍の捜索の手は次第に迫ってきて……。戦火の中で出会った、アメリカ軍兵士と中国人の若い“寡婦”との悲恋を終始淡々と描いた歴史ラブ・ロマンス。完全中国資本の対日戦争映画ということでけっこう構えて観たのですが、日本軍の残虐描写はそこまで過剰ではなく、わりかし抑制が利いていたと思います。監督が中国人じゃないからってのもあるかもですけどね(ただ、56人のアメリカ軍を助けた報復に日本軍は25万人も中国人を殺したと言う最後のテロップには、同じ日本人として「ちょっと待てやー!」と反論したくなっちゃいましたけど)。肝心の内容の方ですが、確かに描きたいテーマも明確だし演出も細部まで丁寧だし役者陣も静かな熱演で頑張っていたしでとても好感は持てるのですが、いかんせん終始暗いんですよね、これ。内容が内容だけに暗くなっちゃうのは分かるのですが、もう少し明るい部分というか、過酷なドラマの中にも何処かに息抜きが欲しかったところ。アメリカ人を匿う寡婦の女性もなんか暗い家の中でずっと無言で機織りしてて、娘は娘で学校で苛められて泣いてるし、二人で夕飯食べるシーンも全然楽しそうじゃないし、言っちゃ悪いですけどどうにも辛気臭くて仕方ない。音楽がほとんど使われていなかったのも一因かも。とはいえ、こんなに淡々としていながら最後までちゃんと魅せきるこの監督の手腕は確かなものだと思います。要は好みの問題。僕はそこまで嵌まりませんでした。
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