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ジョーカー - Anything goes.さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ジョーカー
レビュワー Anything goes.さん
点数 8点
投稿日時 2019-11-13 00:47:46
変更日時 2019-11-19 05:11:46
レビュー内容
「俺の人生は悲劇だ──いや違う、喜劇だ。」

このセリフはこの映画のダイジェストの一つです。
しかし私の考えでは、これは正しくありません。
たしかに人生は、「喜劇みたいに見える」かもしれません。
しかし”実際には”喜劇ではないからです。
どこまで行っても結局、喜劇は”息抜き”でしかありません。
(ここで言う「喜劇」は「ゲーム」という言葉に置き換えても良いかもしれません)

アーサーもそれを薄々気付いてたと思うんです。
しかし自分の犯す凶行や町の暴動を喜劇(ゲーム)と思い込むことで、心の一番奥のソフトな部分を守っていたのではないでしょうか?
そう思い込むことで暴動を起こす人々を見てもハッピーだと感じることができたのだと想像します。
アーサーはサイコパスなのではありません。むしろ共感性の高い性格の持ち主だ(った)と思われます。

作品内で頻繁に登場する「マイノリティを笑いものにしたジョーク」に象徴される、誰もが誰もを平気で踏みつけにする社会。
その社会の上層に位置する人々も、他人より多く他人を踏みつけにしたからこそ、その地位を手に入れたとも言えます。

これら、他者を何の躊躇いもなしに、踏みつけにし、笑えるものこそ「サイコパス」なのではないでしょうか?
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