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| タイトル名 |
美しい星 |
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| レビュワー |
タケノコさん |
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| 点数 |
7点 |
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| 投稿日時 |
2019-09-19 00:05:10 |
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| 変更日時 |
2019-09-19 22:07:44 |
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| レビュー内容 |
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| 今までの映画もある意味では宇宙人ばかりでしたが、とうとうホントに宇宙人ですか (笑) でも設定はブッ飛んでいますが、人間の描写に限って着目すればいつもの吉田大八作品でした。それは普通の人が、何かのキッカケによってダークサイドに堕ちていく、その怖さと滑稽さ。その堕ちた者の "壊れっぷり" こそ、監督が執着してきた部分であり、過去の作品群の系譜からすれば、今回の「宇宙人の大杉さん」は予想できたような到達点にも思えます。視点を変えれば、監督好みのキャラクター作りのためにＳＦという設定だけを拝借したもの、と考えます。宇宙人から見た地球として、気候の温暖化や環境の悪化などを提起しつつも、深堀りはしていない。従って環境問題を議論する映画ではないし、そこに対してはあまり本気ではない気がします。だから、僕らはこの美しい星のために何ができるのか？ とかムキにならず熱くならずに、風刺の効いたコメディのつもりで楽しむのが吉と思いました。 |
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