みんなのシネマレビュー
アンダルシアの犬 - すかあふえいすさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 アンダルシアの犬
レビュワー すかあふえいすさん
点数 8点
投稿日時 2014-12-01 20:28:24
変更日時 2014-12-01 20:28:24
レビュー内容
何を考えてんだかわけがわからない、でも何故か飽きないそんなブニュエルと言えば「アンダルシアの犬」。

個人的にブニュエルは「ビリディアナ」や「忘れられた人々」等メキシコ時代の傑作群で一目置く存在だ。
「よくこんな変な映画撮れるよ」と首を傾げながら拍手しちゃう監督だよ。

が、フランス時代の「アンダルシアの犬」はサルバドール・ダリ×ブニュエル・・・考えうる限り最高に意味不明な投げっぱなし映画が産まれないワケが無い。
ある意味映画を芸術(よくわからないけどとにかく凄いんだろうな)にしちゃったコンビです。
犯罪レベルで偉大な二人だ(きっと褒めてると思う)。

シュルレアリスムをテーマにした映画はジュルメール・デュラックの「貝殻と少女」を皮切りに
マルセル・レルビエの「人でなしの女」、
ジャン・コクトーの「詩人の血」、
日本でも衣笠貞之助の「狂った一頁」などがある。
が、それよりも遥かに難解を極めた作品がブニュエルの「アンダルシアの犬」なのだろう。

映画は芸術?娯楽?
無論娯楽以外の何者でもない。
「映画=映像、無粋な言葉はいらない」という考えには大いに賛同する。

ただ、ストーリーを重視する俺は映画の芸術性や美しさというものは自然に生まれる存在だと思っている。
ダリやブニュエルも「自分の夢を映画にしたら面白いだろう」という発想からこの映画を作った。
だってブニュエル本人が剃刀男を演じてんだぜ?
100%本気でふざけています(褒めてる)。
ダリもそんな格好で何してんだwww

悪夢、手、乳揉みと後のブニュエル映画の要素が揃った短編。

眼球ぱっくり、
謎の手首、
虫がたかるほど臭い手、
おっぱい揉んで吐血、
謎のピアノにロバの死体、
掴んだ木の板を銃に変える謎能力、
脇ツルツルで感動、
とりあえず砂浜・・・意味不明すぎる。やりたい放題すぎだろ・・・(乳揉みも)。
凄まじい嫌悪感、病みつきになると抜け出せない魅力・・・それがルイス・ブニュエル。
「黄金時代」も酷い映画(賛辞)だったよ。
すかあふえいす さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2017-06-15トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男97.05点
エリン・ブロコビッチ96.92点
2017-06-06美女と野獣(2017)97.20点
2017-06-06LOGAN ローガン97.00点
2017-06-06ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス96.87点
2017-05-27見えざる敵87.00点
2017-05-27ドリーの冒険86.25点
2017-05-27これらのいやな帽子84.00点
2017-04-25アルジェの戦い98.00点
2017-04-24怪盗白頭巾 前篇97.00点
アンダルシアの犬のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS