みんなのシネマレビュー
テラフォーマーズ - キネマトさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 テラフォーマーズ
レビュワー キネマトさん
点数 8点
投稿日時 2016-04-29 22:22:22
変更日時 2016-04-29 22:22:22
レビュー内容
「火星モノ」はSFの中の1ジャンルとして確立されており、アメリカ映画には多くの作品があるが、日本映画での「火星モノ」は極めて稀である。
この「テラフォーマズ」は、科学考証は一切無視して、娯楽というかギャグに徹しているのだが、その潔さが気持ちいい。要するに、「バカバカしいけど楽しめる」のだ。
だから、ちょっと甘いけど8点とした。同じ、「火星モノ」ということでは、マット・デイモン主演の「オデッセイ」よりもはるかに楽しめたと言っておく。
冒頭の地球のシーンは、「ブレードランナー」で描かれた2019年のロサンゼルスの描写そのもの。降り続く雨。空飛ぶパトカー。透明のレインコート。ビルの壁面をTVモニターにした宣伝広告等である。
10数人いる「バグズ2号」の乗組員たちは、いずれも地球で厄介な問題を起こした過去を持っている。皆、「スター・ウォーズ」のストームトゥルーパーみたいな白い宇宙服を着ているので、誰が誰だかを見分けるのが結構大変である。いかにも出演者が多過ぎるのであるが、そこは三池監督らしいサービス精神というか割り切りで、乗組員達はテラフォーマとの戦いでどんどん死んで、数が減っていくので、観ている方は、だんだん楽になってくる。
「ブレードランナー」と言ったが、それ以外にも、この作品は「エイリアン」、「スターシップ・トゥルーパーズ」等の影響が見られ、SF映画ファンを喜ばせてくれる。
ストーリーは序盤から適度なテンポで進むのだが、終盤、冗長に感じる部分がある。これは、三池作品によくある傾向だから、仕方無いのかもしれないが、ここをもうちょっと上手く編集して欲しかった。映像はチープな部分もあるが、敢えてやっていると思われるフシもあるし、ギャグテイストだから、これでいいだろう。尚、アイスランドでロケをしたそうだから、日本映画としてはかなり金も掛かっているはずである。
キネマト さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2020-09-19TENET テネット86.14点
2020-08-232分の1の魔法66.36点
2019-10-12イエスタデイ(2019)57.06点
2019-10-05蜜蜂と遠雷85.35点
2016-04-29テラフォーマーズ84.10点
テラフォーマーズのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS