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タイトル名 |
二十日鼠と人間(1992) |
レビュワー |
ほとはらさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2025-05-01 17:01:16 |
変更日時 |
2025-05-01 17:01:16 |
レビュー内容 |
かわいい動物をなでるのが大好きな子供のような大男。剛力を頼みに一度握ったかわいいものは絶対手放そうとしない癖がある。そのせいで行く先々でトラブルを起こす哀れなレニー。かわいがるのが動物だけならよかったのだが。演じるマルコビッチの熱演が光る。農場関係者達にハンサムが多いのが気になるが、俳優だから仕方ないか。農場の仕事を見て思ったのが、割とリラックスタイムが多いんだなってこと。大恐慌が背景だからもっと奴隷っぽいかと想像していたから意外だった。経済が落ち込んだ大変な時代に前近代的な労務環境に耐え忍ぶしかない労働者の話であり、元々社会性のあるベストセラー作家の問題提起の原作ではあるが、事件が大変ショッキングではあるしそれぞれの人物たちのキャラ立ちも相まって、どうも社会問題の映画という側面を感じ取る暇がなかった。良く練られた一本のストーリーとして味わいました。 |
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