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タイトル名 |
道頓堀川 |
レビュワー |
pigeさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2020-01-12 21:52:23 |
変更日時 |
2020-01-12 21:52:23 |
レビュー内容 |
「業の深さ」 2013/01/04鑑賞
初め誰が主役なのかはっきりしませんでしたが、 山崎努をそこに置くとよくわかります。 山崎の豹変ぶりがこの作品の肝です。 前半は微笑を絶やさずやさしいマスターです。 「突かせてもらえますか」は中毒患者です。 そして「バクチは地獄や」と繰り返すラスト。
妻の末路、大滝の孫の過去、 それだのになぜ9番を手で落とし息子に勝たせたのか。 加賀まりこの狂った感じもしびれます。
真田広之と松坂慶子の悲しい感じはよくわかりません。 ただ松坂のかわいらしい大阪弁は好きでした。
これで二回目ですが、 あと二回くらい観ればいろいろまた見えてくると思います。 宮本輝、いいですね。
ダンサーの女の子だけがこの地獄から脱出できたのかもしれません。 |
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