みんなのシネマレビュー
穴(1960) - Сакурай Тосиоさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 穴(1960)
レビュワー Сакурай Тосиоさん
点数 8点
投稿日時 2023-06-08 23:29:54
変更日時 2023-06-08 23:35:24
レビュー内容
この頃の映画は暗い夜の場面でも照明が照らされて画面が不自然に明るかったりするのですが、この映画の場合暗い地下のシーンでは手持ちのランプの火のみで照らされ、人工的ではない自然な照明が現代でも通用するリアリティを生み出しています。それがまた通路を歩くシーンでは光が輪のようになって美しい効果をもたらしています。いい意味でドラマ性が希薄な作品です。最後のシーンまでは5人が仲良しで一つの目的に向かって一致団結し、いじめや対立が起きたりしないのがいいんですよね。基本的には看守とすら対立せず安直なドラマチックな展開は排除されてびっくりするぐらい人がよい人間しか出てきません。そのためか変なことを言うようですが、この映画は深刻な脱獄というよりは修学旅行の夜や学園祭の準備をしているかのようなわくわくする感じがあるんですよね。持ち物検査をされ、先生に隠れて夜遅くまで遊んだり、手作業で何かを作ったり、散らかして掃除をしたり、ラストも仲の良かった友達と進路の違いで別れることになるような寂しさを感じました。監獄とはまるで学校のようなもの、いや、学校とは監獄のようなものというのがより適切かもしれません。そういうところからこの映画は一種の青春映画のような気持ちで見れちゃうのです。
Сакурай Тосио さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2023-11-05キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン57.20点
2023-11-04天国にちがいない55.00点
2023-11-03セリ・ノワール55.00点
2023-11-02野獣死すべし(1980/イタリア)55.00点
2023-11-01マラソン マン35.83点
2023-10-31ガザの美容室55.33点
2023-10-30ザ・ハント(2020)46.72点
2023-10-29切腹78.33点
2023-10-28聖地には蜘蛛が巣を張る66.33点
2023-10-27ALWAYS 三丁目の夕日77.15点
穴(1960)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS