|
タイトル名 |
街の灯(1931) |
レビュワー |
KazumaKさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2025-03-02 17:17:37 |
変更日時 |
2025-03-02 17:17:37 |
レビュー内容 |
同時に見た独裁者のほうがまだ面白かった。ボクシングのシーンは、ドリフにあんなのあったなあって思わせて、そういうところは興味深かったけれど。
ラストシーン、大好きな人が多いようだけれど、僕の感覚だと、遠くから見るにとどめるのがより切なくて、また心情的にもリアルで共感できる。 だって、あそこまでぼろぼろの中年の浮浪者が、美しく着飾った若い娘さんとこれから先どうするのって話ですよ。そこまでの話も、女の子の目が見えなかったから成り立った話であって、中年のおっさんとしては、良い夢を見せてもらったで、立ち去っていくしかないんじゃないかと。 まあそれだって、今だったらあまりにべただけど。
チャップリンが、そうした悲劇的な可能性も匂わせているのだとしたら、それはそれで逆に皮肉がききすぎているかなあ。 |
|
KazumaK さんの 最近のクチコミ・感想
街の灯(1931)のレビュー一覧を見る
|