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タイトル名 |
ターミナル |
レビュワー |
みさえさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2005-06-10 12:45:13 |
変更日時 |
2005-06-10 12:45:13 |
レビュー内容 |
「感動大作」というようなイメージがあったので、期待してたんですが、そんな大作でもないですね。 クーデターによって自分の国がなくなって、行き場を失って、とかそこから色々とドラマはあるんですけど、彼に感情移入がしにくいからなのか、予想していたような物語ではなかったです。 ただ、父との約束を果たすために、それまでの紆余曲折を経て空港の外に出た瞬間、ビクターが無事にアメリカの空気を吸えた瞬間、少しホロッときました。 でも、父との約束うんぬんより、「空港を出る」ことが最大の目的のように思えたので、その点がダメだと思います。 父との約束を果たすことを最終目的として描くなら、空港を出るのはあくまでもその通過点に過ぎないのに、空港を出ることに重点が置かれた為にバランスがちょっとおかしく感じました。 だからなのか、ジャズプレイヤーのサインをもらえた時なんてサラっと描かれすぎで、その辺もう少し掘り下げていけば感動大作になったんじゃないかなーと、少し残念に思います。 |
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