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タイトル名 |
ヴィレッジ(2004) |
レビュワー |
光りやまねこさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2007-07-20 18:17:30 |
変更日時 |
2007-07-20 18:17:30 |
レビュー内容 |
シャマラン作品のオモシロさのひとつは、台詞やシーンひとつひとつにヒントが隠されており、それをつてにジワジワと謎を解いてゆく過程にあると思います。そしてどのような結末が用意されているのか? まっこれは、評価のわかれるところでしょう。演技力確かな俳優陣、物語全体を包み込む哀しい音楽など、作品そのものがしっかりした作りになっているところが良い。銃と薬物の蔓延に脅かされる市民生活。大国アメリカが抱える闇の部分が下地となり、登場人物達も決して「目には目を」という思想の持ち主ではありません。この辺り、いかにもシャマラン監督らしい。短編ミステリーの小ネタとも受け取れるアイデアを、自らのイマジネーションを駆使して原稿を作り上げる。そしてそれを監督として作品化させる。やはりこの人、才能はあるなぁとつくづく思いましたね。その一方、怪物の造形なんですが、お世辞にもセンスがあるとは言えませんね。(何やら洋風ししまいみたいだったゾ) それともうひとつ。冒頭、1890~1897年と墓碑に刻み込まれてあるシーン。時代設定からすると、ちょっとズルいような気もしなくはないが…。 |
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