みんなのシネマレビュー
ヴィレッジ(2004) - 果月さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ヴィレッジ(2004)
レビュワー 果月さん
点数 6点
投稿日時 2010-05-31 17:09:00
変更日時 2010-05-31 17:14:11
レビュー内容
心に傷を持った大人が作った「平和な村」。それを守る為に作られた「嘘」。観賞後『大人は心を閉ざし、盲目のアイバーが心の目を開いて突き進んだ、って事?』と一瞬思ったのですが、どうも、違和感を覚えました。ルシアスを傷つけたのはノアですが殺してません。そもそも、彼に「殺す」という概念があったのでしょうか?大人達はルシアスを助ける手だてを知りながら、見殺しにしようとしていた。そして、誰かを殺したのは突き進んだアイバーです(身を守る為だったけど、怪物がいないのは知っていた筈)息子を殺されても「平和な村」の為に親は黙っているのでしょう。心の傷を癒す為に作った「村」の筈なのに…一度嘘の世界を作ってしまえば、嘘に嘘を重ねて補修していくしかないのでしょうか?怪物がいない事を知っているアイバーだけれど、黙っていると思う。彼女にとってルシアスが世界の全てだから(外と接触しても、知ろうともしない)あの村は「ごまかしの村」ではないでしょうか?自分の世界だけしか見ていないのは、アイバーも含めて全員同じ気がする。でも、それってこの村じゃなくても起きている事。例えば『隣の家の子供がいつも痣だらけ。虐待かもしれない。でも、やっかいだし怖いから見て見ぬふりをしよう。その方が楽だし…』子供が虐待死したとしても「私は知らなかった。何も見ていないから」といって誤魔化し、「あの時私が話していれば…」なんて思わない。自分の心の平和を守りたいから。この映画の登場人物達にとって大切なのは「自分の世界の平和」でした。何を、誰を犠牲にしようとも…それが言い知れぬ怖さに感じました。
果月 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-03-21SING/シング:ネクストステージ76.87点
2022-04-06約束のネバーランド64.42点
2022-03-05エベレスト 3D66.28点
2022-01-03王になった男87.28点
2021-11-13ゼロ・グラビティ97.63点
2021-10-02アリー/スター誕生85.65点
2021-09-05栄光のル・マン66.51点
2021-08-21ハンニバル(2001)75.57点
2021-08-02ハドソン川の奇跡87.35点
2021-01-09パラサイト 半地下の家族86.77点
ヴィレッジ(2004)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS