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タイトル名 |
鳥(1963) |
レビュワー |
きいろのくじらさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2007-12-11 23:40:27 |
変更日時 |
2007-12-11 23:40:27 |
レビュー内容 |
今見ても十分に怖いと思うところがやはりすごい。リメイクが出来そうだが、CGとはまた違う恐怖が感じ取る事ができ、やはり名作だろう。
特に静と動を駆使した演出法は非常に効果的であり、特に鳥たちが静かな時の緊迫感はあまりに怖い。鳥たちの攻撃性は裏には人間の愚かさに対する自然の脅威とも取れることが出来、更には母親の内面に眠る攻撃性と呼応しているところも奥が深い。また、上空からのカメラアングルのシーンは神からの人間に対する警告のようなアングルであるかのような撮り方であまりに美しく、また恐怖である。
『サイコ』では自身の警察嫌いを短いシーンであるがうまく恐怖のシーンとしていが、今作では自身の鳥嫌いを全編に渡って大爆発させていて、説得力のある恐怖を描いている。身近な存在であるからこその怖さ、存分に楽しめる。
ティッピー・ヘドレンへの仕打ちは有名だが、ヒッチコックが撮る女優はいつもきれいだ。今作も例外ではない。 |
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