みんなのシネマレビュー
ザ・バニシング-消失- - tottokoさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ザ・バニシング-消失-
レビュワー tottokoさん
点数 8点
投稿日時 2021-08-24 23:00:10
変更日時 2021-08-24 23:02:47
レビュー内容
先にリメイク版の’93‶失踪”を鑑賞済みでした。枝葉末節を付け加えたせいでとんだ駄作になった米国版がどんな間違いをしたのか、手に取るように分かりました。
主人公の男がなぜ薬物入りコーヒーを飲んだのか、肝のここがオリジナルはちゃんと説明できています。じゅんじゅんと尺の四分の三も使って「真相を知ること」に男が絡めとられてしまっていることを訴えているのですもん。ゆえに殺人者のわなが甘美にも感じられてしまったのだろうと、彼の気持ちを察することが容易でした。
殺人者のサイコぶりの描写も丹念です。何度女性を車に引きこむことに失敗しても諦めない粘着性。誘い言葉を発音まで修正しつつ練習を繰り返す姿はまごうかたなく異常が漲り、観てて震えます。
被害者が奴の手に落ちる再現場面も怖くて上手い。キーホルダーがここにきて伏線として活きる巧みさ。「もう少しで」運命が違う方へ流れたかもしれない可能性多々。外国人でなかったら。「瓦」の文字に怪しむことができたら。「志村後ろ後ろ」じゃないですけど、観ている者にきりきりともどかしい思いをさせるシチュエーションの連続。
映画史のバッドエンド上位に輝くであろう救いの無いエンディング。凄く恐ろしく嫌なものを観ました。嫌なんだけど、その巧さが忘れがたい映画です。
tottoko さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2024-04-30シャドウ・イン・クラウド46.22点
2024-04-26南極料理人56.88点
2024-04-22ゼイリブ56.64点
2024-04-21ティル・デス46.00点
2024-04-19ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル77.17点
2024-04-12暴力脱獄67.13点
2024-04-10キラー・ジーンズ55.50点
2024-04-05アイダよ、何処へ?77.33点
2024-03-31小説家を見つけたら56.52点
2024-03-28ニューヨーク199766.72点
ザ・バニシング-消失-のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS