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タイトル名 |
チャイニーズ・ゴースト・ストーリー3 |
レビュワー |
なんのかんのさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-07-05 12:14:09 |
変更日時 |
2012-07-05 12:14:09 |
レビュー内容 |
このシリーズけっこう好きなんですよね。香港映画の臭みが青い夜で薄められてるせいか。今回の青年僧は『非情城市』のトニー・レオン。アンデルセン的な異界の恋の哀感もある。赤い櫛が落ちて、坊さんの想いをジョイ・ウォンが知るあたりとか。ワイヤー・アクションてのは、本来舞台でやってたものだったんでしょ。映画の世界では特殊撮影でいくらでも飛行が出来ていた。そういうなかでワイヤーで本当に飛ばすところをカメラで追う面白さを、香港映画は発見したんだ。言ってみればドキュメンタリーの精神。これ大事だと思うんです。このナマの発見。低空飛行する老僧なんかいい。男の声と女の声と入れ替わり続ける妖怪ロウロウ。キメのシーンは勢いである。なんとなく前衛舞踏集団みたいのが出てくるのも同じ。衣装なんかぜんぜん時代考証してないのもサワヤカ。そもそも何の時代か設定してあったのか。最後の妖怪はちょっと弱かったな。 |
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