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タイトル名 |
ネバーランド |
レビュワー |
envyさん |
点数 |
8点 |
投稿日時 |
2006-05-07 17:20:30 |
変更日時 |
2006-05-07 17:39:25 |
レビュー内容 |
いつまでも少年の心を持ったジェームズ・バリが「ピーター・パン」を完成させるまでをちょっとコミカルに描いているモノかと想像していたけど、まったく違いました。私の想像力は貧相でした。そんな薄っぺらなモノじゃないですよ、コレ。前半はどことなくティム・バートンを思わせるけれど、ケイトが倒れるあたりから徐々に様相が変わっていく。幼い子どもたちが父親だけではなく、母親までも・・・コレが私の泣き所なのよ。自宅でのお芝居のシーンからラストまで涙腺は緩みっぱなしでした。まさか泣くとは思わんかったぁ。所々挟み込まれる「ごっこ遊び」。想像しながら遊ぶということの楽しさを思い出させてくれました。そんな心をいつまでも持ち続けているジェームズ、けれど「叶わぬこと」はキチンとわかっているのね。基本の部分が確立されているからこそ、優れたモノが生み出せるのだと思う。そしてジョニーをはじめ、そうそうたる顔触れの俳優たちの抑えた演技はなかなかのものです。なにか場違いじゃないか?と感じたダスティン・ホフマンですけど、かつてのフック船長ですからね、いて当然と納得。出番は少ないけれど印象的なキャラとして残るのだから流石です。ホフマンってイイ人なんだろうなあ。ピーター・パン役で雰囲気、顔立ちがケイトに似ているケリー・マクドナルドが出てきたときにはジェームズのシルヴィアに対する想いが伝わりました。最初の予想よりはるかに満足できた作品です。ジプシーになろうがジャンキーになろうがタキシードを決めた英国紳士になろうが、なんでジョニーはあんなにセクシィなんでしょ^^永遠のまい・だーりん。 |
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