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十二人の怒れる男(1957) - kazu-chinさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
レビュワー kazu-chinさん
点数 9点
投稿日時 2008-10-24 19:05:25
変更日時 2008-10-25 12:07:45
レビュー内容
名画としてその名は知ってましたが見るのは初めてでした。
タイトルからイメージして12人が一致団結して何かに抗議する映画かと思ったら大違いで、12人が怒り狂いながら討議する映画だったので、最初はビックリというか自分の勘違いに笑ってしまいました。
90分を感じさせない密度の濃さに感動すら覚えました。
カメラワークと心理描写の連携も秀逸。
台詞にムダがほとんど無いですね。一見雑談に見える台詞も各人の個性や背景を描き、それが心理の揺れ動きを理解する助けになっています。
最後まで有罪を主張した三番陪審員がラストで折れるシーン。前半に何気なく見せた息子の写真がラストで重要な小道具になっており、秀逸な伏線だったと感じました。
最後のあっさり目の終わらせ方も良いと思いました。あそこで妙なシーンを挟んだらあの密度感は一気に崩壊したでしょう。
この密室で出された”推定無罪”の結論をひっくり返す解釈も無きにしにあらずでが、それでもこの映画の価値をおとしめるものではありません。
明晰な一人の男をきっかけとして法廷でも明らかにならなかった事実が次々と明らかになっていく爽快感がこの映画の持ち味だと思うからです。
隅々まで入念に気を配って作られた見応えのある名作だと思います。
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