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十二人の怒れる男(1957) - あむさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 十二人の怒れる男(1957)
レビュワー あむさん
点数 9点
投稿日時 2004-06-07 00:43:34
変更日時 2004-06-13 20:42:59
レビュー内容
初めて観た時にはぶっ飛んだ。
これってほぼ全編通して密室劇なのだが、シナリオでグイグイ引っ張っられる。
やっぱり社会派といえば、シドニー・ルメットだ。
この人の右に出る社会派監督って今時いるのだろうか?
フリードキンのアメリカTV用リメーク作品は未見であるが、フリードキンがどこまで
やれたんだろうか?というよりも、何よりも観る意欲は全くわかない。
これをリメークしてさて、どうなんだろう?って感じだ。
あっちはジャック・レモンだっけ?
同じことが、ルメットの「未知への飛行『フェール・セーフ』」にも言える。
未見であるが、やはり、アメリカTV用にジョージ・クルーニーがリメイクしていて。
こいつは焼き直しでもなんでもなく、全編モノクロでオリジナルの再映像化だと聞く。
じゃあ尚更リメイクの必要ないだろ?
というか、クルーニー、あんたにルメットが超えられるとでも思っているのか?
そんなのは昔のフィルムを定期的にリマスタリングして、バンバン流せばいいんだよ。
ルメットはアル・パチーノ主演の「セルピコ」も絶品だし、法廷モノではポール・ニューマン主演の「評決」も素晴らしい。
こんな監督はそうそういないのだ。
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