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ショーン・オブ・ザ・デッド - ぶらきさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 ショーン・オブ・ザ・デッド
レビュワー ぶらきさん
点数 6点
投稿日時 2005-05-29 00:57:00
変更日時 2005-09-21 15:13:12
レビュー内容
コメディとして笑わせたいのか、ホラーとして怖がらせたいのか、あるいはヒューマンドラマとしてしみじみさせたいのか、すべてに置いて焦点がぼやけてしまってます。例えば笑えるシーンなどはたったの一箇所しかないように思うんですけど、実はそのシーンが非常に面白く爆笑モノのシーンなんですよ(クイーンの音楽に合わせてゾンビをタコ殴りすんのw)。勿論それはそれで非常に良い場面なんだけど、じゃぁ全体を通して観るとどうかと言うと、それ以外のシーンでは笑える場面が皆無なんですよね(レコードを投げるシーンなんてありきたりも甚だしい)。つまり笑いの量と質のバランスが悪すぎるんです。かと思うと主人公と母親、そして義理の父とのつながりでいきなり泣かせに走ったり(まぁゾンビ映画ではお約束なんですけど)、あるいは本家ゾンビやリメイク・ドーンも真っ青の超グロ解体シーンがあったりで、場面場面のテンションがバラバラで見る側としては実に感情が落ち着くことがないんです。他にもゾンビが主人公たちの動きに合わせて早くなったり遅くなったりするし(その場で足踏みしてるんだもん!!)、デブの兄ちゃんも意外とイイ奴なのか?なんて思わせておいて、結局状況が読めないただのイラつかせキャラのままだったりするのも減点ポイント。あとオープニングでスーパーマーケットの店員やお客がゾンビのように動くシーンなんかも結構イケてたのに、本編ではまるで生かされてないのもなんかもったいないですね。まぁ唯一良かったのはオリジナルゾンビの楽曲(ゴブリンのね)が使用されてたことと、ラストのオチがバブを連想させたことぐらいですかね。ゾンビコメディ映画ではバタリアンの方が面白いように思います。
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投稿日付邦題コメント平均点
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