みんなのシネマレビュー
新しき土 - 彦馬さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 新しき土
レビュワー 彦馬さん
点数 8点
投稿日時 2004-10-23 21:25:56
変更日時 2004-10-23 21:25:56
レビュー内容
日独防共協定を背景に両国がそれぞれの思惑で作った合作映画です。ドイツの監督にアーノルド・ファンク、日本の監督に伊丹万作が当りましたが、意見が衝突、結局、ファンク版と伊丹万作版が出来上がり別々に公開されたようです。私が見たのはファンク版で、日本の風土に普通に育った者から見ると、とにかくおかしなところのオンパレード。さま~ずの三村に是非つっこんでいただきたい(笑)。例えば、富士山の近くに住んでいるはずが裏庭が安芸の宮島、東京音頭をバックに阪神電車のネオン、着物に草履の原節子が噴火する山にどんどんと登って行く、などなど。また日本文化の象徴たる事物の羅列は和的スパイラルのごとくとどまるところなし。富士山、桜、歌舞伎、相撲、お寺、仏像、屋台・・・、しかしこれは日本をドイツ国民に好意的に紹介するという使命を帯びた作品で、ドイツ人のファンクから見るとこういう映像になりますよ、ということを知ることができます。それらを切り取ったアングストのカメラは美しいです。ストーリィは、ドイツ語題を「侍の娘」というように、日本の美徳、因習と西洋の進歩主義のはざまに起こるドラマで、17歳の原節子がその娘を熱演しており、早川雪舟が原の父親役で競演しているのは、映画ファンならずともわくわくしますね~。ラストは、これは国策映画です!ということが直球で描かれていますが、そういう時代であったのだということを知る貴重なフィルムとして評価させていたたきます。←結局評価するのかよ!(三村調)
彦馬 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2007-02-17Gガール/破壊的な彼女65.71点
幸せのちから85.51点
2007-01-10かもめ食堂96.62点
2007-01-10スワンプ・ウォーター88.00点
2007-01-10結婚の夜87.00点
2007-01-10ガラスの脳85.12点
2006-12-12小早川家の秋97.10点
2006-12-12東京の宿76.44点
2006-12-12戸田家の兄妹98.18点
2006-12-12淑女は何を忘れたか107.73点
新しき土のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS