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タイトル名 |
交渉人 真下正義 |
レビュワー |
わいえすさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-10-17 16:59:37 |
変更日時 |
2006-10-17 16:59:37 |
レビュー内容 |
金もかかってるし、映像もゴージャスなので、結構観れた。とは言うものの、「踊る」シリーズのノリのよさが、感じられないのは、主役の格の違いだろうか。ユースケは脇役の方がいいようだ。そのせいか笑いもことごとくすべっていた。そして最大の問題はやはり脚本だろう。テロかもしれない重大事件への対応で、地下鉄の司令室に、真下がトップとして赴き、そこのトップに頭が上がらず、脇線について教えてもらえないという設定は如何なものか。そしてあれだけ大掛かりな犯行であっても、プログラマーで鉄道マニアのオタク的愉快犯に帰してしまうセンスに、このスタッフの限界を感じる。おまけに結局犯人が不明というのは、残尿感ばりばり。過去にどうとか、真下との因縁も特になし。特別な意図もなし。犯人の声紋は一体どうしたのか、何の説明もなしではまずいだろう。それとも何かメッセージがあったのか。そもそも交渉してないしね。演出は頑張ってるし、日本映画の悪しき伝統から脱却しようという意図は感じるので、脚本をもう少し練るべきだった。まあスピンオフなので、ファンが楽しめればいいのかな。 |
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