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タイトル名 |
キッド(1921) |
レビュワー |
眉山さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2021-02-26 01:29:33 |
変更日時 |
2021-02-26 01:29:33 |
レビュー内容 |
冒頭から「笑わせます! 泣かせます!」みたいな宣言をするあたりに、100年の隔世の感があります。さすがに今は、どんな映画でもこんなことは言いませんから。しかし親子の情愛は今も100年前も、それどころかホメロスやヘロドトスの時代から存在する普遍的なテーマでしょう。だからこそ作品は残るわけで。その意味で、まったく古さを感じずに見ることができました。別にモノクロでも、セリフがなくても、何らハンデにならないところがすごい。 で、最後は「マッチ売りの少女」のように締めるのかと思ったら、予想外のハッピーエンド。「泣かせます!」より「笑わせます!」に舵を切った感じかな。 |
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