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タイトル名 |
ユー・ガット・サーブド |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2016-12-19 05:36:00 |
変更日時 |
2016-12-19 05:36:00 |
レビュー内容 |
明るいダンスバトルムービー。かと思いきや。マフィアあり。運び屋あり。ドラッグあり。少年が撃ち殺されたり、シビアな現実がちらほら。ダンスを楽しむ前に、あらためてアメリカは日本と随分違うなと実感。怖い国です。 それに、少年が撃ち殺されたというのに、『あいつとは仲直りできねえ。』とか、小さいことでまだもめているのにも違和感。そもそも、金を作らなければ自分の命だって危ないのだから、そんなことを言っている場合ではないはずなのに。ここの価値観に自分と大きなズレがあります。 ただ映画としては、起承転結がはっきりしていて、まあまあ面白いです。 もちろん細かいことを言い出せばきりがないくらい、言いたいことはいっぱいあります。 例えば、ラストの大会は、デビッドとエルが仲直りして、死んだセイントのために予選から同じチームでやってほしかった、とかね。せめてラストの声かけは、『デビッドからではなく、そこはエルからでしょーが!』と思ったのは私だけ?しかも『足りてる』って、エル、あんた・・・。男気の無さも、ここまでくるとがっかりなんですけど。 ダンスは凄い。ダンスのことはよくわかりませんが、少なくとも今まで見てきたダンスムービーの中では群を抜いています。この作品と比べてしまうと、他のダンスムービーはもはや問題にすらならないでしょう。 そんな中でも、オープニングと中盤のダンスバトルは特に好きです。ダンスって面白い。技だけではないんですね。ダンスを通して演出されるパフォーマンスの数々。『上着の交換』『スローモーション』『下半身のみ二人羽織』『マネキン』。もう様々。ダンスで表現できないものは無いな。と、感心しきりです。 |
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