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タイトル名 |
奇跡の人(1962) |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-04-14 13:27:50 |
変更日時 |
2006-04-14 13:27:50 |
レビュー内容 |
バンクロフトとパティ・デュークの名演は認めるが、全体に、何となく舞台用の脚本からあまり変えずに持ってきましたという雰囲気が漂っているため、その分、インパクトは薄くなっている。食事指導のシーンなど、映画としても大成功している部分もあるが、冒頭の唐突な展開、俳優の台詞回しややりとりのタイミング、周辺人物の造形(特に、父親が不自然にステレオタイプなのは、はたして史実に即しているのか?)など、気になる部分も多い。それと、すでに多く指摘されているが、あそこで作品が終了というのは何とも残念である。名詞の概念を知ったというのはあくまでもターニング・ポイントのはずで(それが終着目標ではない)、その後にも2人には多大な努力と鍛錬があったはずなのだから。 |
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