みんなのシネマレビュー
海を飛ぶ夢 - とかげ12号さんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 海を飛ぶ夢
レビュワー とかげ12号さん
点数 7点
投稿日時 2006-02-25 00:59:00
変更日時 2006-02-25 01:00:00
レビュー内容
尊厳死が許されるか否かという以前に、僕は「人生とは一体誰のものか?」ということについて考えずにはいられなかった。ラモンは最初から最後まで自分の現状を否定し、尊厳ある死を望み続ける。確かに四肢麻痺状態の彼からすればこれまでの28年間は屈辱と絶望感に満ちたものだっただろうし、そこから脱却したいという気持ちを頭ごなしに否定する気にはなれない。「がんばってください」とか「生きていたらいいこともある」なんて言葉が逆に相手を傷つけることもあり得ることも十分承知している。しかし、時として「誰かのために生きる」人生というのもまた必要なのではないか(この場合、介護してくれる兄夫婦や甥のために)。こんなことを言うとラモンに「俺の人生は俺のモンだ。どうしようと俺の勝手だ」と言われそうだが、どんな人間も一人では決して生きてはいけないのである。つまり、自分を取り巻く家族や友人もまた自分の人生の一部であり、ラモンもまた彼らの人生の一部なのである。彼の死は彼だけのものではないのだ。映画は『人生は義務ではなく権利だ』と述べていますが、僕は権利であると同時に義務も伴っていると考えます。「自由」という行為に必ず「責任」が伴うのと同じように。
とかげ12号 さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2009-09-08仁義なき戦い 完結篇87.10点
仁義なき戦い 頂上作戦97.60点
仁義なき戦い 代理戦争97.83点
仁義なき戦い 広島死闘篇97.60点
2008-10-26アキレスと亀86.52点
2008-10-26崖の上のポニョ56.07点
2008-10-26ぐるりのこと。87.02点
2008-10-26歩いても 歩いても87.59点
2008-10-26それでも生きる子供たちへ87.07点
2008-10-26長江哀歌66.04点
海を飛ぶ夢のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS