|
タイトル名 |
12人の優しい日本人 |
レビュワー |
satouさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2003-06-07 05:29:40 |
変更日時 |
2003-06-07 05:29:40 |
レビュー内容 |
「12人の怒れる男」が大好きなので見た。俺は「12人~」を観て民主主義の理想形に感動していたため、最初この映画のふざけたパロディぶりに少し腹立っていた。でも、これはこれで優れた作品だし笑い以外にも主張があると見終わった後は思いなおした。「怒れる」で対極をなす人物として描かれていた2人が、「優しい」は同一人物の人格の中に描かれていたのが出色だと思う。まともな人とイカレた人との相対化を表しているのだろう。人間群像を描いた部分についてはオリジナルに迫るものがあった。あと本筋とは関係ないけど、刑事事件では「被告」ではなく「被告人」ではなかったっけ?それが気になった。わざわざ変えているのは何か意味があるのかなぁと思いながら観てたけど最後まで分からなかった。まあ舞台は架空の設定だから関係ないのかもしれないけど。 |
|
satou さんの 最近のクチコミ・感想
12人の優しい日本人のレビュー一覧を見る
|