みんなのシネマレビュー
バリー・リンドン - rakitarouさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 バリー・リンドン
レビュワー rakitarouさん
点数 8点
投稿日時 2010-05-04 18:46:56
変更日時 2010-05-04 18:46:56
レビュー内容
穿った見方とは思いますがこの映画、キューブリック流「真・善・美」の解釈のように思いました。中世のカソリック、プロテスタントが交錯した国々を描く中で宗教問題は完全にスルー、牧師のラントは教育係に徹してます。つまり「真」は今も昔も不確かなものとして相手にせず片付けられています。淡々としたナレーションと現代人の我々が主人公に感情移入できない構成、しかも善悪の判断を描かないことで、何が「善」であるかも不確かなものと解釈していると思います。平民、貴族それぞれに善悪の解釈が違うし、現代人の観客とも違うと見るべきでしょう。一方で中世の城なんてもっと不潔きわまりないものだったはずですが、「美」については映像全てを壮麗な絵画の中で描くように徹底的に追求しています。虚実や善悪は人間が死んでしまえば同じでたいした問題ではないけれど「美」だけは永遠であるという監督の主張が最後のナレーションによってさらに強調されたようにも感じました。
rakitarou さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2020-07-07コッポラの胡蝶の夢76.66点
2019-11-01万引き家族56.37点
2019-11-01七つの会議86.35点
2019-10-21九月の恋と出会うまで76.00点
2018-12-21アイズ ワイド シャット85.87点
2018-10-29ブリキの太鼓76.85点
2018-06-12ある戦争87.28点
2018-04-09未知への飛行88.07点
2018-04-095デイズ55.37点
2018-03-27帰ってきたヒトラー66.96点
バリー・リンドンのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS