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タイトル名 |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
レビュワー |
仁さん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2017-12-08 08:34:45 |
変更日時 |
2017-12-08 08:34:45 |
レビュー内容 |
文句なしにセルジオレオーネ監督の最高傑作。見る度に新しい発見のある奥深い映画でもあります。逆に言えば一回見ただけで理解するのは無理でしょう。 物語は初老となったロバートデニーロ扮するヌードルスが少年期と青年期を時系列が入れ替わりながら回想する形で描かれます。 実際に描かれている物語を表とするとこの映画には裏の物語があるはずですがそれらは描かれていません。それを匂わすシーンはいくつかあります。その一つが病院でのシーン。ヌードルスが病院を出ていくのとすれ違いに大ボスのフランキーが病院にやってきますがその後フランキーは一度も出てきません。これはマックスとフランキーがその後も繋がっているという裏の物語の付箋でしょうか。 ラストのゴミ収集車に向かうマックスはそのまま収集車の後ろに飛び込むかの様に描かれ、実際収集車が言ってしまった後にはマックスの姿も消えていました。収集車の後ろをヌードルすが覗きますがそこには砕かれたゴミの残骸だけで一滴の血もついていませんでした。 とにかく謎の多い映画ですが、3時間半の映画があっという間に終わってしまうくらい引き込まれてしまうギャング映画の最高傑作でした。 |
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