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タイトル名 |
緋文字 |
レビュワー |
ぐるぐるさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-03-17 18:12:37 |
変更日時 |
2005-03-17 18:12:37 |
レビュー内容 |
まずはウンチク的なことから。本作はヴィム・ヴェンダースの初期の作品で、今の所彼の唯一の時代もの。ちなみにヴェンダースはこの作品の撮影中に子役イエラ・ロットレンダーとリュディガー・フォーグラーが仲良くしているのを見て「都会のアリス」のアイデアを思いついたのだとか。さて、僕は原作も、デミ・ムーアやリリアン・ギッシュ主演で作られた「スカーレット・レター」も観てないのだけれど、このヴェンダース版は物語の前半部分が大胆にカットされているみたいです。どうしてヴェンダースがこの作品を手がけることになったのかは分からないけれど、画面から滲み出るザラついた感じ、主人公ヘスター・プリンのどこにも居場所がないという漂流感、或いは(海辺が舞台のため)ずーっと聞こえてくる波の音の雰囲気は、いかにもヴェンダースっぽいなー、と思います。 |
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