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カッコーの巣の上で - マムゲンさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 カッコーの巣の上で
レビュワー マムゲンさん
点数 1点
投稿日時 2004-02-02 19:41:33
変更日時 2004-04-10 17:00:15
レビュー内容
大駄作。婦長は全く悪くなく、そもそも全ての間違いはマクマーフィにあるのではないだろうか。自分が暴力事件を起こしたくせに、刑務所が嫌になって仮病を使い、病院へ逃亡。そのくせ「何故俺は出て行けないんだ」と勝手な発言をする。仮病を使う汚い奴が出れないのは当然である。挙句の果てには皆を誘導し酒を飲ませ、ドンチャン騒ぎをさせる。そして自分は女と逃げるという勝手さ。完全にヒッピー精神の塊である。その後はどうだろうか。婦長がそれを発見、マクマーフィは逃げる。患者達は責任を問われるの分かっているのに、逃げる。そして失敗、次は婦長が「ビリー、お母さんに電話するわ」と妥当な事を言う。それに対してビリーは「電話しないでくれ」と怯えている。今頃自分の犯した過ちに気付いている。そして自殺。その後、マクマーフィがどんな行動をとったか。何と、それを逆恨みして婦長を殺そうとするのである。自分がドンチャン騒ぎの主導者だった事をもう忘れたのだろうか。怒りに任せ、全く関係無い婦長を殺そうとする。勝手にもほどがある。最終的には廃人同然に。完全に自業自得である。次にラスト。このシーンの酷さにはさすがに吐き気を催した。チーフがマクマーフィの息の根を止める。恨みや敵討ちならまだ分かるが、この時殺しの理由はなんだろうか。「魂を自由にする」というキレイ事である。これまで余りにも的を外れたヒッピー的展開に呆れていたが、少なくともマクマーフィは患者の意思を変えていたのではないのか。しかし、殺すという事は何にも変わってない。個人的な意見だが、マクマーフィに影響を受けたなら、今度は自分達が努力し、マクマーフィをちゃんとした病院に送り、何年かかっても良いから治療すべきだと思う。少なくとも「魂を自由にさせる」というキレイ事だけで「殺人」もしくは「死」を浅はかに描き、それを美化する事は決して許される事ではない。そして最後はチーフは逃げるという結末である。結局マクマーフィは患者達に「わがまま」以外の何物も教えていない。言うなればコレは、ただただ自分の意思に任せて行動するヒッピー映画。それならばまだ良いが、それを完全に違う方向に持って行き、衝動的で動機も曖昧な殺人を肯定し、オマケに「わがまま」を「自由」と勘違いする。もうコレ以上コメントしたくないほどヒドイ。というか容量が無いからなのだが。
マムゲン さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2004-05-17スクール・オブ・ロック97.41点
2004-05-04怒りの葡萄107.02点
2004-04-26我が道を往く107.48点
2004-04-17シティ・オブ・エンジェル13.97点
2004-04-17存在の耐えられない軽さ46.61点
2004-04-02評決37.24点
2004-03-28E.T.97.20点
2004-03-25グラディエーター37.40点
2004-03-24ダーティハリー276.55点
2004-03-24ペテン師とサギ師/だまされてリビエラ87.87点
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