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カッコーの巣の上で - 仏向さんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 カッコーの巣の上で
レビュワー 仏向さん
点数 5点
投稿日時 2008-10-21 13:57:16
変更日時 2008-10-21 22:47:54
レビュー内容
今まで見た映画と異なる種類の映画かもしれない。
「精神病院の非情さを告発し人間の自由と尊厳をテーマにした映画」と単純に理解すればよいかもしれないが、正直、何を言いたい映画なのか分かりずらい映画でした。
最初から最後までなんとなく言いたい事は分かるが、こんな描き方でいいのか疑問符だらけの映画でした。
DVDには人間の尊厳をテーマにした映画と書いていたが本当にそうかなぁ?
まずラチェッド看護婦は専制的な管理主義者で患者の人間性を奪っているのか?
でも映画で説明されているように患者の相当数は自主的に入院しているんですよね。
しかもある程度管理が必要な患者が多い状況で、ラチェッドのやり方は映画を見ている限り非常に優秀で理解はあるが、独裁的で行き過ぎた管理者には描かれていない、と私には見える。
マクマーフィが他の患者に自由と人間らしさを他の患者に教えたのか?強制労働から逃れようとしているマクマーフィと、他の精神を病んだ(表現が悪いかな?)とは簡単に同列には語れない。マクマーフィがワールドシリーズを見たがるのは、他の患者は本当に見たいのか?多数決で否決した婦長は独裁者か?
かといってマクマーフィはやりたい放題の単純な無法物かというとそうではない。人間的にも魅力的で友情に厚い。感情移入しやすい人物に描かれている。
ではビリーやマクマーフィの死に何か意味があるのか?ラストまで見て結局変わった(そして実行に移した)のはチーフだけ。
他の患者はいつもの日常に戻り、マクマーフィは無駄死に思える。
どんちゃん騒ぎの後、マクマーフィが逃げなかったのも他の方のコメントを読んでも私には意味不明でした。
この映画で一番の衝撃はマクマーフィに首を絞められた時のルイーズ・フレッチャーの表情。あれは凄いです。

「単純に図式的に描かないと理解出来ない奴には分からないだろう」とこの映画は言っているのか?ラストシーンも衝撃的なのか不可解なのかまだ判断付かない状態です。
未消化状態のため点数は中間にしておきます。

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