みんなのシネマレビュー
空中庭園 - Balrogさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 空中庭園
レビュワー Balrogさん
点数 6点
投稿日時 2011-03-26 12:25:42
変更日時 2011-03-26 12:25:42
レビュー内容
「人は誰でも泣きながら産まれてくる。血まみれでね」ちょっとしか出てこないテヅカのセリフがこの作品の核である。ラストの小泉今日子は血の雨を受けながら泣き叫ぶ。そこから家族の再生もまた始まる。このモチーフは非常に面白く、血の激流は「シャイニング」を思わせる。しかし、崩壊と再生というテーマにしては、家族が崩壊しきっていない。夫の浮気がばれ、娘の投稿写真疑惑が強まり、自らの母親に「死ねば?」を連発して完全にぶっ飛んだ母(とはいえケーキなどはちゃんと準備しており、まだ彼女の神話は続いている)という夕食会の次の日に、娘と笑顔で「あまり遅くならないようにね」と電話しているのは解せない。崩壊しきったところに再生が見えるはずである。また、再生の過程も、今まで思い込みによって気付かなかった母の愛に気付くという古典的な物語構造であり、新しい家族像や新鮮な感動を提示するには至らない。役者陣の熱演は素晴らしい(特に小泉今日子は「トウキョウソナタ」でも母親役での素晴らしさを示す)が、作品としては平凡であるといえる。
Balrog さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2014-08-18ドッペルゲンガー85.70点
2014-07-15ラ・パロマ1010.00点
2014-01-17Seventh Code94.85点
2013-09-29そして父になる67.10点
2013-09-21007/スカイフォール76.50点
2013-09-16わたしはロランス87.42点
2013-09-16アワーミュージック77.27点
2013-09-14許されざる者(2013)45.48点
2013-09-10オン・ザ・ロード(2012)66.00点
2013-09-08サイド・エフェクト76.94点
空中庭園のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS