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タイトル名 |
楢山節考(1983) |
レビュワー |
なんだかんだいってもやっぱり色即是空(VF-154)さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-11-16 23:13:10 |
変更日時 |
2004-11-16 23:13:10 |
レビュー内容 |
最近改めて観てみた。飢餓で鬼畜の境涯に堕ちた人間達のさまが静かに冷ややかにえぐられ、まざまざとみせつけられる印象が強く残る。人間は餓鬼や畜生の根性を常に内包しているに相違なく、生と性の原始的欲求を満たすためにしばしば豹変し修羅と化すのだと思う。仏にもなれば鬼にもなる。いにしえの特異な場所における奇怪で醜悪な風習の本質は、実は現代の人間社会のあらゆる面において起こっている事象に置換出来うることではなかろうか・・・。 |
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