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タイトル名 |
ミュンヘン |
レビュワー |
ぼぎーさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2006-08-31 00:39:57 |
変更日時 |
2006-08-31 00:44:22 |
レビュー内容 |
大作であり、名作と思う。しかし、セミ・ドキュメントであるのはわかるが、脚色しすぎと感じた。時代背景はあるにしても、経験不足の素人集団の暗殺が簡単に運んだり(各国の警察はなにしてる?)、情報が簡単に取れたり(最も難しい問題なのに・・・)、エロ女性暗殺者がバーで誘ったり(こんなヒットウーマンは現実にいるの?)、アクション・ヒーローのごとく戦闘に参加したり(戦闘訓練は?銃を扱ったことあったの?)、いささかリアリティに欠ける感は否めない。主人公のチームは、もっと汚く、ずるく、かっこ悪く、弱々しく描写してほしかった。モサドの暗躍をもう少し具体的に描いても良かったと思う。一方で、主人公の心理描写は見事であったと思う。また、取り巻きのキャラもそれぞれ光っていた。ある意味、「仲間」「家族」「国家」というそれぞれのコミュニティにおける自分自身の意味を問う作品であった。 |
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