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タイトル名 |
愛のメモリー |
レビュワー |
Oliasさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2012-07-31 01:33:26 |
変更日時 |
2015-08-18 03:22:48 |
レビュー内容 |
主人公は誘拐事件で家族を失っても、取り乱したりせずに川面を見つめています。とても冷静沈着な常識人に見えます。しかし、フィレンツェの教会でサンドラに会ってからは、中身のネジが着実に外れていきます。その軌道は展開とともにひたすらずれていきます。しかし、彼の冷静な無表情ぶりは最後まで変わりません。つまり彼は、常識人の皮を被った堂々たる変態だったのです。そして、いうまでもなく、こういう人物を映像と物語の中で動かすことにおいては、デ・パルマの右に出る人はいません。 |
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