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街の灯(1931) - トバモリーさんのレビュー
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Web www.jtnews.jp

タイトル名 街の灯(1931)
レビュワー トバモリーさん
点数 6点
投稿日時 2004-03-22 19:40:04
変更日時 2004-03-25 19:15:51
レビュー内容
盲目の貧しい花売り娘は、その目と引き換えに、心の目を曇らせてはいなかったか。通りを歩くみすぼらしいチャップリンに、かつての自分の境遇を忘れ、優越感をもって哀れみ、嘲笑すらしていた。彼女が大切な恩人に気づいた時の複雑な表情は、その真意を浮き彫りにしていたと思う。この映画のラストは、人間の愚かな奢りへの警鐘であると受け止め、ほろ苦さを味わった。同時に、全てを包括してしまうチャップリンの慈愛に満ちた眼差しが心に痛い。
トバモリー さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2004-04-23フィオナの海67.11点
2004-04-22永遠と一日56.30点
2004-04-22ナバロンの要塞96.77点
2004-04-22フライド・グリーン・トマト87.38点
2004-04-22グリーンマイル86.29点
2004-04-22宮廷料理人ヴァテール65.42点
2004-04-22いつも2人で57.36点
2004-04-14薔薇の名前76.92点
2004-04-12ある貴婦人の肖像63.83点
2004-04-11ミザリー77.31点
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