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タイトル名 |
情婦 |
レビュワー |
stroheimさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2006-04-15 04:43:41 |
変更日時 |
2006-05-20 02:40:31 |
レビュー内容 |
まず、この作品の魅力を完璧に支えたチャールズ・ロートン。右目の肉で挟むメガネ、ペースを持ってく語り口、看護婦との関係。ワイルダーのキャラ付けの巧みさが存分に生かされていて、もう、何というか・・・愛らしすぎる。んで、もう一つの魅力は何といってもアレ。そう、例のアレ。ロートンの「うまくいきすぎだ」の言葉で少し早めに気付かせるが、実はさらに一転。一流のサスペンス脚本を一流のコメディ演出で語る。世の中におふざけアクションやおふざけサスペンスは確かにいくらでもある。だがここまで緊迫感を損なわず気楽に楽しめる作品は他に見つけることができない。“映画は娯楽だ”とは言わないが“娯楽も映画”だ。娯楽映画の最高傑作にして、映画の最高峰に位置するこの作品に10点以外つけるなんてことが出来るはずもない。 |
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