|
タイトル名 |
秘密のかけら |
レビュワー |
no oneさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2006-12-04 23:12:17 |
変更日時 |
2006-12-04 23:12:17 |
レビュー内容 |
謎解きのくだりを見る限り、ミステリとしては優等生過ぎるほど優等生的なつくりで、かえって驚きがない感じがした。犯人は直感的に見当がついてしまう程度の意外性だし、その他のサプライズにしてもやや弱い。思うに、二人のコメディアンの屈折した絆をもっと掘り下げて、もっと泥臭いくらいの人間ドラマを描いてくれていれば、結末の衝撃も大きかったんじゃないだろうか。受け手の感性にも寄るだろうけど、個人的にはただの「変な人たち」という印象で、アリソン・ローマンも含め、登場人物たちの気持ちに最後まで寄り添えずに終わってしまった。そもそもこんなにエロティックにする必要があったのか、何がしたかったのか、よくわからない。観客に何を伝えたいのかをもっとつきつめるべきではないかと思った。 |
|
no one さんの 最近のクチコミ・感想
秘密のかけらのレビュー一覧を見る
|