|
タイトル名 |
犬神家の一族(1976) |
レビュワー |
アングロファイルさん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2013-10-01 21:55:07 |
変更日時 |
2013-10-01 21:55:07 |
レビュー内容 |
基本的に角川映画は嫌いなので、これも劇場には行っていません。テレビ(月曜ロードショーだったと思う)の放送は見ましたが、まったく記憶に残っていません。そういう状態でリメイクを見たのですが、ミステリーというよりも「母と子の物語」という側面が強いと知り、感心しました。ということでオリジナルの方もそういう点に注目したのですが、はっきり言って期待はずれ。ドラマとしてはリメイク版の方が胸に迫るものがありました(実の親子が演じているからではないでしょうが)。 ミステリーとしては、青沼静馬が正体を明かす時点でほとんど終わっています。あれでだいたい見当がつくでしょう。そのためか、金田一が松子に滔々と推理を述べるくだりは、ほとんど蛇足に思えました。ということで、ドラマとしても推理ものとしても中途半端。市川監督の美学はそれなりに楽しめますが……。監督がなぜリメイクしたのか、なんとなくわかる気がします。 |
|
アングロファイル さんの 最近のクチコミ・感想
犬神家の一族(1976)のレビュー一覧を見る
|